ウィザーズクライマー

 
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  • 魔法使いの青年・ラズロックは、魔力を持たない少女・セリスティーネ(以下セリス)と出会い、彼女を「一流の魔法使い」に育て上げることになった。目標は、3年後に行われる「クデュール魔法大会」で優勝することだが、果たして…?
  • 週の初めにスケジュールを決め、1週間が自動で流れ……を3年間繰り返す、育成SLGです。スケジュールはざっくり5種類、「アルバイト」「魔法の勉強」「武器の勉強」「実地訓練(ダンジョンや大会)」「休憩」で、それぞれの下にまた10種類ずつくらい「海の監視員のアルバイト」「光の魔法」「遠距離武器の練習」「塔(ダンジョン)を登る」「魔力回復」などがあります。実施することで、セリスの各パラメーターに経験値が入って、それを消費していろんな技を覚えていく…という感じ。
  • 育成SLGでよくあるのが、「『ダンス』をすると、『気品』が上がるけど、『家事』が下がる…」みたいな「プラスとマイナスの兼ね合い」なのだけど、このゲームは『体力』『魔力』『所持金』以外のパラメーターにはマイナス加算がないので、そういった意味での難易度は低め。でも、魔法大会や塔の難易度はかなり高め。
  • 周回プレイ前提のやりこみ設計&周回ボーナスアリアリなので、どちらかというと、効率を考えてプレイするというよりは、自由にいろいろやるのが楽しいゲームかな。
  • ダンジョンも半オート(キャラクタは全自動で動く。プレイヤーは、使用可能な魔術スキルや、体術と魔術のバランスなどを設定する程度しかできない。ただし設定は随時可能)なので、慣れてくると、「高レベルな塔に入ったら、その後15分くらいすることがない…」とかよくある。まぁ、敵によって、効果的な武器と魔法の組み合わせは異なるので、いろいろやってみてもいい。やらなくてもいい。
  • とまぁ、システム上はそれなりに「作業」なゲームなんだけど…面白いんだコレが…。「思わぬスケジュールで思わぬCGが!」とか、「大会制覇!」とか「塔が高いお…」とかやってるうちに、2時間3時間経ってる。というか買ってから2週間経ってる。というかもう6回クリアしてる。
  • えー…そんなわけでもう「クデュール魔法大会」優勝しました。決勝はわりとギリギリだったなぁ…最も有効だったスキルは意外にも「氷の壁」でした。盲点だった。
  • CGはまだ半分くらいしか埋まってない。とりあえずの目標は達成したから、ここからは色々と偏ったプレイでいってみようと思う。
  • えっちに関しては、一応「主人公が(魔力譲渡の名目で)女性たちを犯す」という設定ではあるものの、女性陣が概ね乗り気だったり、そもそも全体の雰囲気がほんわかゆるめだったするので、凌辱色はそんなにないです。言っちゃなんだけど、あんまりエロくはない。…まぁ、ご使用目的でこういう、やりこみ型育成SLG(絵もそんなに良くない)をチョイスする人はいないか。