魔法使いの夜 (2)

 
魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
 

  • 魔法使いの夜」、10章まで進みました。オレンジのが帰ったあたり。今までのプレイ時間は(表示されないので推定だけど)10時間弱くらいかなぁ。もうちょい少ないかも。
  • 選択肢のない一本道のノベルで、読み進めていくとExtra Archive(おまけノベル)が追加されていく…みたいなシステム。Archiveはクリア後にまとめて読もうと思ってるのだけど、順番これでいいのかしら。
  • で、肝心の物語ですが。主要キャラは3人(8章くらいまではほぼ2人)、プラス同級生などが2,3人、これが登場人物のすべて、という感じなので、展開は決して早くない。ひとたび事件が起きるとダダーッと進むけど、事件中も基本「一般人だけど超田舎者の草十郎と、魔法使いだけど現代っ子の青子が、ズレた会話をしながらお互い妙な納得を繰り返す」という…うーん、「化物語」の、台詞回しが遊んでない版みたいな印象かなぁ。
  • 同じTYPE-MOONの「Fate/stay night」と比べると、あちらは「魔術師」のお話で、こちらは「魔法使い」のお話で。ざっくり言うと「“魔術”は行使にかなり制限がある(特殊な道具が必要だとか、弾数が限られてるとか)」 「“魔法”はわりとなんでもあり」っぽいので、今作はバトルの焦点が多少ぼやけちゃってる気がする。まぁ、なんでもありの悪夢感が、それはそれでおもしろかったりもするのだけれども。
  • 舞台(世界)は80年代という設定だけど、なにせ主要キャラが浮世離れしているので、あまり「あの時代ならでは」という空気は感じられない。いいのか悪いのか。
  • トータルで、「地雷ではないけれども、プッシュするほどではない」感じ。「ファンなら買い」とか、そういう。でも先週末から「日が替わる頃にプレイを始めて、気が付くと2時3時」という日々なので、決してつまらないわけじゃないんだと思う。
  • 誤字やミスなどもそこそこあるので、余程のファンじゃなければ、しばらく修正ファイル等を待ってからプレイした方がいいかも。