クロウカシス 七憑キノ贄 (1)

 
クロウカシス 七憑キノ贄 予約限定版
 

  • ストーリー紹介。…大学で民俗学を専攻する主人公の青年と その先輩・切原想子は、フィールドワークの為、雪深い「七月村」を訪れる…はずが道に迷い、偶然通りかかった 女性・七月紅緒の屋敷「七憑館」で吹雪をやり過ごすことになった。紅緒は、村の中心的存在である「七月家」の次女であり、主人公たちは 屋敷への滞在ついでに「七月村」に纏わる数々の伝承を紐解こうとするのだが、思いもよらぬ事件に巻き込まれ…。
  • 現在2日目の午前中、「ある事件が起きた後、現場検証を終えて、住人たちに証言を求める」場面。まだまだ序盤ですね。
  • 所謂「雪の洋館」モノ、「陸の孤島と化した閉鎖空間で惨劇が…!」という、王道ミステリです。同時に、「館」モノの王道エロゲとしての趣もあり、「あんなコトこんなコトされちゃうメイドさん」「幽閉同然の美少女」なども登場します。ミステリとエロゲが好きなら、もうこの時点でご飯三杯はいける。
  • システムとしては、「殻ノ少女」――やや中度半端に探偵ADV方式を取り入れた感のあった前作から一新、要所要所に本格的な探偵パート(屋敷内を移動したり、住人たちに様々な項目について聞き込みをしたり、推理したり…)を採用。コマンド総当たりでは とてもじゃないけどタイムゲージが足りないので、わりとちゃんと「探偵」する必要がありそう。
  • 「今までに通ってきたルート」をフローチャート風に見せてくれるので、周回プレイも燃えそうな予感がします。
  • このブランドは、わりと「助からないヒロインは、どう足掻いても助からない」という美学に基づいた作品が多くて、過去作品では 周回プレイに挑んでも、最高で「よかった、あの娘が死ぬなんて悪い夢だったんだよ(でもこっちが夢かもしれない…)」、良くて「うんと頑張れば、ヒロインが死ぬ前にエッチできる」、及第で「ヒロインと一緒に死ねる」、良くあるのが「助かりそうなフラグすらない」という感じだったのですが。今作は、一応「試行錯誤して、犠牲者を増やさず、生き残れ!」が目標らしいので、その辺りはどうなっていくのかな。たのしみ。
  • 今のところ、音楽は「普通に良い」くらいかな。過去作品と比較するなら、PP≧カルタグラ>殻>クロウかも。
  • タイトルの「クロウカシス」、なんとなく「crow(鴉)+cassis(クロスグリ…果実)」をイメージしていたのだけれど、序盤に「待雪草がどーちゃら」という話が出てきたので「crocus(クロッカス…花)だったのかー」と納得しかけた後*2、タイトルの綴りが「caucasus」であることに気づいたので、えーと…コーカサス地方…ヨーグルト?(いいえ、ケフィアです
  • 最終的には、カフカース - Wikipediaに『ロシア語のカフカース、英語のコーカサスともギリシア語のカウカソスに由来しているが、カウカソスは古代スキタイ語クロウカシス(白い雪)から来ているという説が有力』という記述を見つけたので、たぶんそんな感じなんだと思う。(それと、「七憑の呪い」のひとつに「」関連のものがあったので、最初にイメージしたものも掛かっているのかもしれない…)

 

*1:2回目に起動したときはノーチェックだったので、パソコン本体の(ファイアーウォールあたりの?)問題なのかも?

*2:「待雪草」は「スノードロップ」なので、この閃き自体がそもそも間違い