DALK外伝

 
DALK外伝
 

  • 最近まで「ダークがいでん」だと思ってたのだけど、本当の読み方は「ダルクがいでん」でした。そんな「DALK外伝」(2002年)を初プレイ。当作品は1992年に発売された「DALK」*1の続編で、続編とはいえストーリー的にはそれぞれ独立しているらしくて、単独でプレイしても問題はない模様。私も前作未プレイです。
  • ストーリー紹介。…7人のメイド(≒愛人)たちと のほほんと暮らしていた恋愛男神マーティスは、絶対神フラドから「大巨体神ヴァルガの体内に発生した、寄生魔神ポート・ヌーヌを倒してこい」との指令をうけ、渋々従うことになった。ヴァルガの体内は巨大ダンジョンと化しており、マーティスと7人のメイドたちは、ポート・ヌーヌを探すべく 1階ずつダンジョンを攻略していくのだが…。
  • ジャンルは、ダンジョンパートがターン式のSRPG、アドベンチャーパートが各メイド部屋訪問型恋愛アドベンチャー、という感じ。
  • 各メイドの装備品は、「闘神都市3」の剣強化みたいなイメージ(限られたスペース内に、「魔法+5」などのアイテムを填め込んでいく形式)で、やりくりが楽しいです。他にも、クラスチェンジアイテムを使って、キャラの使い勝手を調整したり…細々とキャラ育成が可能っぽい。
  • アドベンチャーパートのCGは 7人×4枚程度なので、ストーリーの規模はそれほど大きくありません。…が、「どうせ、キャラ萌え&ほんわかラブコメなんでしょ?」と思って進めていくと、思わぬ人間関係のドラマに意表をつかれます。
  • Hも同様で、「どうせ、いちゃいちゃラブラブするだけなんでしょ?」と思って進めていくと、飄々としたマーティス君が「○○さんはこういうのがお好きなんですよね〜」とか言いながらロープで拘束したり、恋愛神の特殊能力を駆使してマニアックなプレイをカマしてくれたりするので、こちらもまたかなり愉しめる作りとなっています。(シーンの長さもわりと好み)
  • 「7人のメイド」は、メイドとは名ばかりで、その実 獣人だったり天使だったり巫女だったりする。メイドスキーの方には物足りないと思う。というか、メイドスキーには、アリスソフトよりSTUDiO B-ROOMとかをプッシュしたい。
  • オートセーブ方式なので、たぶんエンディングはひとつなんじゃないかな…。
  • 音楽が例によって素晴らしい。とりあえずインストールして、オープニングで「おー…っ」ってなればいいと思う。3000円で買えるゲームだし。

 

*1:1997年に「ALICEの館4・5・6」に移植され、2005年には配布フリー宣言が出てる。そのうち探してみよう…