街 ~運命の交差点~ 特別篇 (1)

 
SEGA THE BEST 街 ~運命の交差点~ 特別篇
 

  • 渋谷の街に偶然居合わせた8人――ゲーマーで刑事の雨宮桂馬、元ヤクザの牛尾政美、売れない役者の馬部甚太郎、平凡な大学生の篠田正志、モテモテ高校生の飛沢陽平、フランス外人部隊に所属する高峰隆士、ダイエットを始めた細井美子、作家の市川文靖。各人の些細な行動選択が、他者の人生に大きな影響を与え、やがてそれは連鎖していく…。
  • マルチザッピングシステムの、「運命修正ノベル(フラグ調整アドベンチャー)」っぽいもの。かつてセガサターン版の本編をクリアしたものの、おまけ編をプレイする前にクリアデータが飛んでしまって、やる気をなくしてそのままになっていた。で、他機種移植版はいろいろ良い感じになってるらしい、というのを知って、PSP版を買い直してみた。来月「428」を買う予定なので、今のうちに。
  • バッドエンド間の整合性がない(例えば、選択肢Aを選ぶと爆弾解体に失敗して爆発エンド、選択肢Bを選ぶと爆弾はイタズラだったことがわかるけど別の原因でバッドエンド、とか)ので、「運命修正」というよりは「パラレルワールド体験」に近いかも。この「矛盾感を飲み込めるかどうか」というのが、プレイヤーとの相性に大きく影響しそう…。
  • オートセーブじゃなくなっているところ、フローチャート(タイムチャート)が使えるようになったところは、本当に助かる。SS版のときは、友人との電話で「キャベツ教徒になっちゃって止まった(´・ω・`)」とか愚痴をこぼした記憶がうっすらと…あの電話が10年前か…年とるはずだな…。
  • 惜しいのは、既読スキップが出来ないこと。これができればなぁ…。あと、PS版のみに搭載されていた「シルエットモード」(人物画像が、実写から、「かまいたちの夜」風のものに変更できる)はちょっと試してみたかった。それと、ヒントモードは要らない気がするので、非表示設定ができれば良かったと思う。
  • ストーリーの細かい部分は ほとんど忘れてしまっているのだけど、無意識に「正しい選択肢」をチョイスしてしまいがちで、BADエンドがなかなか集まらない。いいのか悪いのか。
  • ともあれ、以前プレイしたときの記憶より かなり楽しくプレイしてる気がするので、買い直して良かったなぁと思う。シナリオで言うと「七曜会」と「オタク刑事」が好きで、次が「シュレディンガーの手」と「The wrong man」、この辺は以前と変わらないみたい。
  • 今、HARDモードで1日目が6人終わったところ。馬ちゃんと兵隊さんがBadで止まっているので、ちまちま解していこう…。