詩篇69 〜深淵のメサイア〜 

詩篇69 〜深淵のメサイア〜
 

  • ストーリー紹介。侵略国バランレインの王の策略によって、魔剣・ベルフェゴールとの契約を余儀なくされた青年・フェリクス。彼は、バランレインに囚われた姉・デルフィーヌを救うため、そして魔剣の呪いを断ち切るため、父王の挙動に不審を抱くバランレイン王女・リルフィニアの手を借りながら 打開策を模索するのだが…。
  • システムとしては、ノベルが主、SRPGが従な感じ(「うたわれるもの」くらいのバランスかな?)。ノベル部は、画面下のボックスにテキストが表示されて、時々選択肢が出るというオーソドックスなもの。SRPG部は、六角形のマス目にユニットを配置し、移動&攻撃をさせるというもの(「王賊」みたいな…あれよりもマップ広いしユニットも多いけど…)。戦略性や難易度は低めかな。
  • 出だしが捕虜拷問シーンだったので、もうちょっとダークカオスで百合百合したストーリーかと思ったのですが…現時点(4章)では、「受難な青年が、訳ありな女性たちと共に、旅をしつつ戦ったりする物語」という、運命を切り開いていく系の わりと前向きな雰囲気。これはこれで、テンポ良く、惹かれるストーリーが展開されている。
  • 序盤はマルチサイトっぽい構造だったけど、主要キャラがフェリクスの元に集ってからは、全編フェリクス視点で進んでる。個人的には、「その頃バランレインでは(拷問が…)」みたいなのが欲しい…キリア(バランレイン王に忠実なクール女将軍)もっとがんばれ…。
  • 今のところ、「詩篇」は「ストーリーの中核となる謎」みたいな扱い。「詩篇」を使ったバトル、などは無いっぽい、かな。
  • 立ち絵は美麗なのですが、イベント絵はかなりもう一声な感じ。音楽は上々。
  • バトルは、バグがちょいちょいあります。例えば、ユニットが消える(影とかは表示されてるけど、キャラ絵が透明に!)、とか。…うちのPCは やや低スペックだから、そっちが原因って可能性もあるかも。
  • キャラクタは結構魅力的だし、バトルでの武器選択によっても物語が分岐するらしいので、中盤以降ダレることがなければ2,3周したい。1周目は いいひとプレイでリルフィニア狙い、2周目は わるいひとプレイでウルリカ、最低でもこのくらいは押さえたいなぁ…。凛とした長髪さん(リルフィニア)と、頭のキレるちびっこ(ウルリカ)が好物です。
  • この作品が良かったら、「げーせん18」の他作品もチェックしてみたい(他に2作品しかないけど)。今日発売の「戦極姫 ~戦乱の世に焔立つ~」とか。