デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus (4.5)
- 「葛葉ライドウ対アバドン王」、ゲーム概略については1回目の日記を、前作のデータ読み込み(前作データ継承)については1.5回目の日記をどうぞ。
- 今回はちょっとプレイ日記をお休みして、「今作に受け継がれている、既出作品のシステムについて」みたいなものを考えてみた。
- 結論から言ってしまえば、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」という作品は、
- …アトラスの集大成とも言えるゲームなんじゃないかなって。
- 集大成、といってもアトラスのゲームには色んな「要素」があるので、「これが完成形!」というんじゃなくて。今後も、それぞれを組み合わせることによって、更に色んな素敵ゲームが増えていくんだろうな、と思う。
- 今作では採用されていない「要素」のひとつが、例えば「アイテム合体」。今作には「悪魔合体」「剣合体」があるけど、「九龍妖魔學園紀」には「悪魔」という概念がない代わりに、「武器合体」と「アイテム合体」がすごい充実ぷりだった。「オーディンスフィア」も、「アイテム合体」はなかなかだった。
- 他に、今作になくて他作品にあるのが、「武器屋の品揃えが、主人公の持ち帰ったアイテムによって増えていく」という要素*5。これは、「世界樹の迷宮」「ペルソナ4」などに登場する。強い敵を倒せるようになると 武器も強くなっていく、というバランスもナイスだし、「新しい敵を倒す」「ドロップアイテム」「まだ見ぬ武器」という3つのワクテカ感が相乗効果になるのも嬉しかった。…「オーディンスフィア」の、「レストランに、新しいレシピを持ち帰る」「アイテムを集めてきて、新しい料理を作ってもらう→経験値をゲットしてレベルアップ」といシステムも、このカテゴリーかな。
- 他にも根本的なところで、今作は「主人公は剣(属性付加あり、装備変更可)と銃のみ、仲間は随時入れ替え可能」だったけど、これが「主人公も魔法が使えて、それを付け替え可能」(ペルソナ系)になったり、そもそもジャンルが「アクションバトルかターンバトルか」、それだけでもう「全く違うゲーム」になるしねぇ。
- とはいえ、惜しくも、後戻りしちゃってる(ような気がする)ところ、今後改善して欲しいところもある。
- 余談ながら、私が今までにプレイしたアトラス作品は以下の通り。アリスソフトの既プレイ作品とどっちが多いだろ*8…。
- 「真・女神転生デビルサマナー」(SS)1995
- 「女神異聞録ペルソナ」(PS)1996
- 「RONDE −輪舞曲−」(SS)1997
- 「デビルサマナー ソウルハッカーズ」(SS)1997
- 「ペルソナ2 罪」(PS)1999
- 「ペルソナ2 罰」(PS)2000
- 「真・女神転生」(PS)2001
- 「真・女神転生if...」(PS)2002
- 「真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス」(PS2)2004
- 「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」(PS2)2004
- 「デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団」(PS2)2006
- 「ペルソナ3」(PS2)2006
- 「九龍妖魔學園紀 re:charge」(PS2)2006
- 「オーディンスフィア」(PS2)2007
- 「世界樹の迷宮」(DS)2007
- 「ペルソナ3 フェス」(PS2)2007
- 「ペルソナ4」(PS2)2008
- 「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」(PS2)2008