STEINS;GATE 

STEINS;GATE
 

  • 閑話休題。ストーリーを簡単に紹介すると…。主人公・倫太郎は、重度の厨二病を患う大学生である。彼の立ち上げたサークル「未来ガジェット研究所」には、ヲタク仲間・ダルと、幼馴染の少女・まゆりが所属し、彼らは厨二病チックなガラク近未来的なアイテムの開発に勤しむ日々を送っていた。そんなある日、倫太郎とまゆりは とある講演会の会場で、天才少女・紅莉栖と出会う。そしてその後、倫太郎は不可解な現象を目の当たりにするのだが…?
  • そんな、「ある装置」に纏わる騒動に巻き込まれた少年少女たちを描いた、SFジュブナイルアドベンチャーです。基本的には「選択肢のない一本道のノベル」形式なのだけれども、主人公の携帯電話をどう使うか――着信を無視するのかしないのか、受信メール内のどのワードに対してレスを返すのか、など――によって、物語が微妙に変化していくというシステム。
  • 軽ネタバレになるかもしれないけど、ジャンルとしては「過去改変」系です。試行錯誤していくうちに、思わぬところに思わぬ影響が出てしまう…。
  • テキストには、2ch用語やヲタク文化のパロディなどがテンコ盛りなので、そういうのが全くダメなひとには向かないゲームかも。世界観というか登場人物たちが、かなり独特だし…。
  • 最初の2章くらいは「アクが強いけど、結構おもしろいなー」くらいで進めていたのですが…1周目の中盤くらいから止まらなくなってしまった。で、そこからノンストップで3周目に突入。これは先が気になるわ…。おバカに楽しくて、ちょっとヒヤヒヤドキドキする物語なのかな、程度に思っていたら、鳥肌は立つわ、涙ボロボロ零すわ、想像以上の展開に。
  • ある程度推理しながら慎重に読み進めていたので、まゆりの「ラボメンが6人になって…」や「るかちゃん」、それと「ジョン・タイターの正体」などは気付いた。あと、たぶんこの先「萌郁の携帯の色」が鍵になってくるんじゃないかなーとか。
  • その他は…そうだなぁ。引っかかっている個所は、「倫太郎の特殊能力≒タイムリープによるもの?(だとしたら初回はまだ電話レンジが存在しないのになぜ?)」とか「厨二病設定(無言電話)にも裏がある?」とか「最初の紅莉栖の本当の死因は『男に刺された』じゃないのでは?そもそも本当に『死体』なのか?」とか「悲鳴は紅莉栖のものではないように聞こえたけど、だとしたら誰の悲鳴?」とか「7/28の添付ファイルは、なぜ後日動画じゃなくなる?(あれはタイムリープデータを添付したDメール?でもまだマシーン出来てないしなぁ)」とか「まゆりの勘の良さは本当にただの勘?」とか「『思い出した』のはフェイリスだけ?」とか「世界線を越えてるはずのプロローグで、なぜ『人工衛星』が?」とか、他にも細々とあるけど、これ、何も考えずに「うひょー!そういうカラクリかー!」って楽しんだ方がいいのもいいかなぁ、と思わないでもない。うむむ。

 

*1:魂!