花と蛇
- 名門・遠山家で下男として働く主人公は、主人の後妻である静子に密かな想いを寄せながら 日々を過ごしていた。そんなある日、遠山の娘(静子の義娘)・桂子が何者かに掠われるという事件が起きる。身代金の受け渡しに向かう静子と主人公だったが、そこにあったのは インモラルな世界への入口だった…。
- 絵は凄く美麗。はっきりした色遣いなのに どこか暗めの落ち着いたタッチで、デカタンな雰囲気が漂います。
- 主人公の立ち位置は、「見知らぬ屋敷に監禁されて、ヤクザと不良娘たちに下僕として使われちゃう」というものなので、「俺が神!ナオンを生かすも殺すも俺次第!」なノリではプレイできません。
- 中盤になるまで調教が出来ず、また中盤以降も「日々イベントを色々こなしてから、一日の締めくくりとして調教」なので、「ひたすらパラメータをやりくりしたい」「調教だけをじっくり堪能したい」という人には向かないシステムかも。
- 「調教」フェイズは、各ヒロインに「快楽」「苦痛」「排泄」の3種類のパラメータがあり、それぞれに対応した道具が複数あり、1日あたり道具を5個まで使える…といったシステム。各調教も、「画面上の□と□が重なった時にクリックすると効果大」「タイムラインが表示されて、印に合わせてタイミング良くクリックすると効果大」などのミニゲーム風なので*1、ちょっと独特かな…。
- あと、「縄」を前面に押し出しているわりに、調教に「緊縛」が無いのが不思議。ヒロインたちは調教シーンでデフォルト縛られてる形で、そこに「鞭」や「蝋燭」をする感じなので…。個人的にはやや不満かなぁ。
- 散策の際の移動は、方向キーでの3Dダンジョン移動も出来るし、2Dマップをクリックして目的地までショートカットすることも出来るので、手作業が多い割にストレスは少ない気がする。
- 全体的に、ゲームとして色々工夫されているのだけど、純粋に調教ゲーとして楽しむには「その他の部分が多すぎる」印象。
- 現在、5章目くらいだったかな。…2周目はどうかなー…。
*1:ただし、「全自動モード」(実質スキップモード)にして、平均的な結果を出すことも出来る