女郎蜘蛛〜真伝(まことがたり)〜 (3)

 
女郎蜘蛛〜真伝(まことがたり)〜 通常版
 

  • たぶん今回のプレイ日記で最後。「女郎蜘蛛」、ストーリーとゲーム概略は1回目の日記に。
  • 前回までに「てきとうにプレイ」「茉莉絵と愛を育むプレイ」「とにかく鬼畜プレイ」をやってきたので、今回は「蝶子と愛を育むプレイ」で。
  • 時々「ゲームに純愛シーンは不要!」という漢らしい意見に出会うけど、「女郎蜘蛛」は ヒロインの好感度が80以上でも余裕で「体力が0になるまで縄で縛って、水をぶっかけて蘇生」とか出来てしまうゲームなので、その筋の方も わりと安心してプレイするといい。(もっとも、鬼畜ルートのときのような「縄で失神したヒロインを部屋に連れ帰った後、フィストファックで血まみれにして、更に縄で縛って犯す」レベルのことは出来なくなるけど)(改めて文章にするとひどい)
  • 主人公の言動や思考も、わりと最後まで皮肉混じりで、「真摯に口説いてる」というより「挑発しながら、共に生き延びることを勧めてる」感じだしな。…もっとも、これは主人公の「狡猾度」が高かったせいっていうのもあるかもしれない。
  • そんなこんなで純愛ルート。いつでも(夜でも)無表情で冷静な蝶子が 極々稀に「素」を漏らしてしまう感じや、終盤怒濤のように(でも淡々と)明らかになる北畠家の謎など、印象的なルートでした…。エンディングは、「蝶子」「失われた部屋」「抱擁」あたりを回収。ハッピーエンドではないけれど、「失われた部屋」エンドが結構好きだな…。
  • あと、毎朝起こしに来る中年女中・よねさんが、序盤はすごくぶっきらぼうだったのに、蝶子からの好感度と比較して 優しくなっていくのが新鮮でした。なんかこう、彼女も同時に攻略している気分に。
  • 古いゲームなので、今プレイすると さすがに音声の荒さなどが少し気になるし、一部 誤字や整合性(進行中の縛りの形と、ヒロインの反応テキストが合っていない、とか)などの細かいミスもあるけれど、色んな意味での深さや繊細さ、大正ロマン、和の文化、SM蘊蓄などはさすがでした。改めて、「仏蘭西少女〜Une fille blanche〜」(amazon)への期待が高まる…。
  • 次回からは、「蘇生」「ディスガイア2」「ペルソナ」あたりのプレイ日記に戻るはず。…はず、ね。