タイムホロウ 奪われた過去を求めて (1)

 
タイムホロウ 奪われた過去を求めて
 

  • 世界樹の迷宮」が 残りわずか(推定)のところで詰まってしまった。…十中八九、地図を書き間違えてるだけなんだろうけど。まぁ、それはそれとしても、確かにちょっと食傷気味ではあるんだよな…。
  • そんなこんなで、テレビCMの頃から気になっていた過去修正アドベンチャー、「TIME HOLLOW」に浮気してみた。
  • ストーリー紹介。主人公の高校生・時尾歩郎(ときお ほろう)は、17歳の誕生日に「ホロウペン」という謎のペンを手に入れた。それと同時に彼は、自身が体験したことはないはずのシーンが、記憶に「フラッシュバック」するようになる。「フラッシュバック」の謎を探ろうとするうちに、彼は 自分を取り巻く環境が 今までと微妙に変化していることに気づく。例えば、「同居人が変わっている」、「知らないクラスメイトが増えている」、「部屋からアイテムの一部が消えている」。やがて、彼は「ホロウペン」が「過去の一点に干渉できるアイテム」であることを知り、パラレルワールドの修正を試みることになるのだが…。
  • 大雑把には、「各章がひとつのパラレルワールド(ある『事件』が起きてしまった世界)になっていて、『事件が生じた根源』をつきつめて、修正を完了させると次の章に進む」イメージかな。
  • ゲームの流れとしては、まず各章の序盤で「フラッシュバック」が何シーンか得られる。次に、街を歩き回って 人と会話したり、特定箇所を調べたりしながら、「フラッシュバック」の情報(いつ、どこで、誰が、何をしているシーンなのか)を集めていく。「フラッシュバック」の情報がすべて確定すると、そのシーンの場所で「ホロウペン」を使うことができる。
  • もっと、「ペンで何かと何かを結ぶ」とか、「文字を書く」とか、言うなれば「大神」的な操作系のゲームなのかと思っていたのだけれど、実際の作業は「ペンでエリアを指定する(アヤシイ場所に○を書く)」、「コマンド『調べる』」、「コマンド『アイテム』→アイテム選択」くらいの操作しかなかった。ので、難易度は低め。一応 ホロウペンの使用回数限度はあるけど、回数回復アイテムも登場したりするし。
  • 時間軸ぐるぐるゲームに特有の、「うまいこと修正したと思ったのに、それが原因で別の事件が!」という感じが楽しい。
  • 「次に何をするべきか」が結構明確なので、テンポよく進めていける。それを「ちょっと物足りなすぎる」と感じる人もいるだろうし、「ストーリーに集中できて良い」と感じる人もいるんだろうな。
  • 個人的には、CMを見て超ワクワクテカテカして、その後友人などから「タイムホロウねぇ…ボリュームとか物足りないよ?」って少し釘を刺されて、期待度を半分にして買ってみたら 思ってたよりも楽しいじゃん、という感じ。ワクワクテカテカが初期値通りだったら、少し肩すかしを食らったりしたのかな…?……まぁ、現状では十二分に楽しんでます。というかむしろ、このサクサクとしたテンポと適度なボリューム感こそが、今の私が欲しているものだと思う。満足。
  • 各章が30分くらいで、今5章目。