ウィッシュルーム 天使の記憶

 
ウィッシュルーム 天使の記憶
 

  • 数年前に失踪した同僚・ブラッドリーの行方を追いながら、探偵めいた稼業に身を投じている主人公・カイル。仕事の用事で立ち寄ったホテル「ダスク」にて、彼は「宿泊者の願いが叶う」という 曰く付きの部屋へと案内される。曰くの真偽は定かではないが、「ダスク」での一夜は、カイルを思わぬ過去と対峙させることになり…。という、探偵アドベンチャー作品。
  • 普通のDSゲームは、本機を縦に開いて「上画面」と「下画面」でプレイするのだけれど、この作品は 横に開いて「左画面」と「右画面」でプレイするのが特徴的。それ自体への違和感や不自由はあまりない、むしろ本機を持ちやすくて良いのだけれど、私はタッチペンをストラップ状にして本機と繋いでいるので、長さが微妙に足りない…。まぁ、伸びる素材の紐なので、微かなテンションを感じる程度なのだけれども。
  • プレイヤーの移動や 道具の使用などにはタッチペン(または方向キー)が必要なので、とても「自分自身で動いて、考えて、工夫して、捜査を進めていく」感じがする。なので、「読む&考えるだけの推理」が好きなひとにはあまり向かないかも。(参考:公式サイト
  • 宿泊客や従業員との会話中に、不可解な点や疑問点などが 自動的にストックされていく。それらは、会話が一段落したところで 相手にぶつけるのだけど…ぶつけちゃいけない項目、というのがたまに登場する。で、それを投げてしまうと、相手の機嫌が悪くなって 重要な情報を引き出せなくなったり、最悪 ゲームオーバーになったりする。そのときのカイルの呆然とした感じが、結構たのしい…。(←一度宿から追い出された)
  • 音楽と効果音はかなり素敵だなぁ。CGも落ち着いていて良い雰囲気。ただ、会話中にカイルがやや首を振りすぎなのが、微妙に気になる…。